話題のC2C総おさらい。

「シェアする」ということばは、すっかり市民権を得たように思えます。ほぼ同じ意味で、「共有する」もよく言われます。少しリテラシーが高そうな人だと、「この前こんな面白いことがあったんだけど、聞いてよ」と話しかけるんじゃなくて、「この前面白いことがあったんだけど共有していい?」などと話しかけたりする。「シェアする」「共有する」はデジタルネイティブにはもう日常用語だ。

 

そんな「シェア」の波がビジネスにもきている、のかもしれない。

 

Airbnbなんかはシェアビジネスの代表例だ。空いてる部屋や家を、ホテルのようにしてお客に利用してもらう。もちろん価格もメリットだが、共有することで生まれる人と人との触れ合いは、他では得られない体験だ。他にすぐ思いつくものといえば、カーシェアリング。「タイムズカープラス」がすぐ思いつくだろう。

plus.timescar.jp

1台の車を共有して使うことで、駐車場代などを抑えて使いたいときにだけ車を使うことができる。説明を受ければなるほど合理的で、どうしてこういう発想が生まれなかったのかと不思議なくらいだ。事務所を複数の会社で共有するオフィスシェアリング(シェアードオフィス)なんていうものもある。家事シェアリング、イベントグッズシェアリング、なんとかシェアリング、うんとかシェアリング……。

 

シェアの可能性はまだまだありそう。キーワードはC2C。消費者同士が助け合う場所を提供するビジネス。インターネット世代の新しい「ご近所さん」を考えてみると面白そうですね