WEB広告の力~バナー広告を見て~
最近のバナー広告って、なんか同じものがずっと表示されるんですね。すごい。
最近ネットサーフィンをしていると、「換気扇110番」というサイトさんのバナー広告がずっと表示されています。どこのサイトを見ても表示されているので、なんだか追っかけられているで不思議だったのですが、今はこういうバナーが多いんだそうです。
なるほど、リマーケティングっていうんですね。てっきりこの株式会社リッツさんの特殊技術か!?と思ってましたが、とくだん珍しくもなくGoogleの機能だそうです。営業の後追い電話みたいなものでしょうか。すごい賢いんですね……!
このリマーケティング広告もそうですが、WEB広告はWEBならではの特殊な方法が多くて面白いです。オンマウスで動画が再生されたりするのはまさにWEBならではでしょう(実は、個人的には少し邪魔だったりするけど……)。Youtubeも広告動画が流れるし、最近はテレビよりも動画が多いのかな?
広告っていいですよね、改めて。
広告って、本当にいいですよね。
情報化社会じゃなくたって、世の中はいろいろなものであふれています。その中から、自分にとってピッタリのものを見つけるのって、すごく大変なことです。
その手間を減らしてくれるのが広告です。形であったり、色であったり、ことばであったり、方法は異なるかもしれませんが、どれも「あなたが欲しいのはこれですよ」と訴えかけてくれる。
もちろん、待っているだけじゃ見つかりませんから、どこかアンテナを立てていないといけません。そのアンテナにびびっとくるような広告を誰かがきっと作ってくれている。たかが広告って思うかもしれないけど、この「びびっとくる」っていう広告体験は、とても貴重で素敵な体験だと思うのです。
びびっとくるものは無いかなって思って生きていると、バスや新幹線はもう、宝の地図のようなものです。テレビなんかむしろCMばかり見ちゃったりして、さりげない部分に楽しさを見出せるようになります。
派手じゃなくとも世の中を彩る広告。日常に潜む小さな「びびっと」が、私は好きなのです。
お酒の広告も、美しい。
お酒の広告も美しいです。やっぱり嗜好品の広告って、どういう哲学に基づく価値なのかを打ち出しているから、良いものが多い気がしています。
お酒の広告に関しては、やっぱりサントリーが群を抜いているような気がします。
以下、サントリーの好きなコピーをば。
・うれしいことがあった日は、もっとうれしい日にしちゃいましょう
・角ハイボールがお好きでしょ。
・ほろ甘い、ほろうまい。
・あなたはきっと、二度驚く。
・金麦で、待ってるから。
サントリーさんは、広告と商品イメージと強く結びつけるのが上手で、コピーを聞くと「あ、この商品のだ」とわかり、商品を見ると「あ、あのコピーだっけ」とすぐ連想できるようなものが多い気がします。
最近特に気に言ってるのは、「クラフトセレクト」シリーズ。
「ちがいを味わえば、ビールはもっと楽しい。」
がメインコピーのビールブランドですが、これかなり期待しています。最近のコンビニの高級路線に乗っかっていて、「ビールのわかる人」の入門編であることをしっかり表現できている上等なプロダクトデザインだと感じられます。
夏も近づいてきましたし、今年のビール広告にもぜひ注目です。父は今日も、プレモルです。
タバコの広告は、美しい。
タバコの広告は美しいです。個人的には実は、規制が厳しくなってからの広告が特にいいなと思っています。吸いはしませんけどね(笑)。
ここ最近で印象に残ったのは
「タバコは農業だ」
のアメスピがまず一つ。タバコの箱を土をやさしく掬うように持った1枚写真がとても目を引きました。化学物質無添加というセグメントを、近年のナチュラルブームに沿ってうまく打ち出している、綺麗な広告だと思います。タバコ界のモスバーガーって感じでしょうかね?ちょっと安易ですか?
もう一つは「漢のロマン」的なマルボロの広告。
「一寸先は(闇、じゃなくて)光」
など、あんまり言葉のリズムとかを考えてなさそうなコピーがたくさんあるのですが、その無骨さが漢感を惹きたてるのでしょう。……ちょっと無骨すぎて、もうちょっと洗練させたほうがいいのではと思うようなものもしばしばあるけれど(笑)。
昔の能天気な広告よりも、今の広告の方が個人的には好みです。規制の流れに従って、みんなが嗜む嗜好品という要素よりも、ファッション的な要素の強くなってきたからでしょう。格好付けるためのものは、格好良く広告を出さなきゃいけませんからね。広告好きとしては、ひっそりと追っていきたいジャンルです。
20代の経営者
20代の経営者をまとめてみました。
鶴田浩之
東京都渋谷区桜丘町 4-14 R-SAKURAGAOKA 11F(受付), 12F
大学生をターゲットに様々なアプリを開発。若い目線ならではのインターネットサービスを展開。
村上太一
東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル5F
広告の無料掲載などの画期的なアイデアを確立。求人サイトを得意とするインターネットメディア運営会社。
小島 梨揮
東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル4階
SEO事業を中心に展開。5年連続ベストベンチャー100 IT業界に選ばれる実力派。
今西謙太
「通信」から「衣食住」までサポート。消費者の目線でサービスを提供する。
伊藤陽平
東京都新宿区西新宿6-15-1 セントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿 605
HPの制作から管理、運用まで手厚いサービスを提供。幅広いジャンルのクリエイターが揃う。
久保山直貴
福岡県筑紫野市永岡1021-2 西邦ビル5F
ネット通販に特化したコンサルティング事業。独自の理論で成長を続ける、本格派ベンチャー企業。
山内大地
LEDで空間を演出。ゆくゆくは奈良から全国へ、日本の活性化のため誠実にチャレンジを続ける。
銭本紀洋
東京都港区白金台5-2-5トランドゥ2F
生活に根付いたサービスの創出を。社会に革新を起こすようなWebプロモーションを提案している。
引字圭祐
www.sharing-tech.jp
愛知県名古屋市中区丸の内3-23-20HF桜通ビルディング2F
潜在的なニーズを見抜き、新しい市場を生み出す。ビッグデータとメディア戦略で躍進するITベンチャー。
次世代を担う、活躍著しい若手経営者10人
次世代を担う、活躍が著しい若手経営者を10名紹介します。
高橋 飛翔
1985年生まれ。東京大学在学中に現ヴォラーレ株式会社を設立。よりよい社会を実現するために、インターネットを通じて新たな付加価値を生み出し続けている。
秋好 陽介
東京都渋谷区渋谷3丁目10-13TOKYU REIT渋谷Rビル9F
1981年生まれ。2008年、現ランサーズ株式会社を創業。「時間と場所にとらわれない新しい働き方をつくる。」を経営理念として掲げ、独自のサービスを展開している。
春日博文
東京都渋谷区渋谷1-7-7 住友不動産青山通ビル6階
1988年生まれ。2011年に株式会社ソーシャルリクルーティングを設立。ソーシャルメディアを利用した採用活動を支援するサービスで、アジア規模での事業拡大を進めている。
國重 侑輝
京都府京都市上京区西堀川通り元誓願寺上ル堅門町414 西陣産業会館 207
1990年生まれ。2012年、京都で株式会社Campusを設立。学生をはじめとする、若者に役立つサービスを数多く展開し、若者のキャリアスタートをサポートしている。
久保 渓
東京都品川区東品川2丁目2-28 タチバナビル2F
1985年生まれ。アメリカの大学を卒業後、ウェブペイ株式会社を設立し、クレジットカード情報を高速かつ安全に処理する決済システムを開発し、WEB環境の改善に貢献している。
野口 卓也
1989年生まれ。ベンチャー企業としては珍しく化粧品を扱う、株式会社バルクオムを2013年に創業。「世界一の男性美容会社を創る」ことを最大の目標としている。
豊吉 隆一郎
名古屋市東区泉一丁目11番6ミソカビル2階
1981年生まれ。2011年に現株式会社Misocaを設立し、クラウド請求管理サービス「Misoca」を提供しており、『取引』を未来のあるべき姿へと導いてくれる。
宇佐美 峻
東京都渋谷区桜丘町8番17号シャレー渋谷A棟303号室
1993年生まれ。2014年に株式会社mikanを設立し、"超"高速英単語学習アプリ「mikan」を開発。本アプリを利用した英語合宿も行い、日本全国を飛び回っている。
倉富 佑也
東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館 4階
1992年生まれ。イラスト制作会社であるPanda Graphics株式会社は2013年の設立以来急成長を遂げており、倉富氏は日本人最年少上場を期待されている。
引字 圭介
愛知県名古屋市中区丸の内3-23-20HF 桜通ビルディング2F
1984年生まれ。2006年に名古屋市で株試技会社リッツを設立。インターネットを通して、世の中の不便さ(情報の非対称性)を解消することを目指し、現在も事業を拡大中。
最近面白いと思ったサービス④【Misoca・freee】
逆に、そんなに不自由だったのかと驚愕しています。これからのスタンダードになるでしょう。
僕は将来フリーランスで働くことも見据えているんですが、個人事業主として活動をする時に壁になるのは手続きの多さ。これを解消するのが会社で働くことのメリットの一つだと考えているんですが、MisocaやFreeeの台頭でほとんどメリットとは言えなくなったきたんじゃないでしょうか。まだ学生なので実際に請求書などを書いたことも会計などしたこともありませんが、逆に、「え、紙で郵送してたんだ?」って感じです。こういうのって事務のお姉さんが管理したり、経理のおじさんがカリカリやっていたりしたんでしょうけど、そういう仕事はどんどんコンピュータが担えるようになって、コモディティ化していくのですね……恐ろしや……。
これからはどんどんこういう無駄がデジタル化されてフリーで働きやすくなるんでしょう。10年後には、「『請求書』の書って何?」みたいな話になっちゃいそうです。フリーで働きやすくなる、なんて書きましたが、そもそも論として会社員として働くという働き方が不自然なのかもしれないです。以前紹介したParaft然り、働き方に多様性を持たせるサービスはこれからアツくなりそうですね。